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こんにちは、ももです!
皆さん、虫はお好きですか?
私は幼い頃からダンゴムシが好きで、よく家の庭の土を掘り起こして探していました。手のひらの上でコロコロと丸くなるのが可愛いんですよね。
実は彼らが虫ではなく甲殻類だと知ったのは、つい最近のことです。
……というわけで、今回は昆虫学を専攻する大学院生が主人公の中国ドラマ『破繭(はけん)~Insect Detective~』のネタバレ感想です。
この記事では、『破繭~Insect Detective~』を見ようか迷っている方の判断材料になるように、ドラマの見どころや、逆にちょっと微妙かな、と思う部分を惜しみなく書いています。
真相や黒幕など、見る楽しみを損なってしまうネタバレは回避していますので、どうぞ安心してご覧ください!
破繭~Insect Detective~の概要
『破繭~Insect Detective~』(原題:破繭)は2020年に製作された中国ドラマです。
昆虫学を専攻する大学院生が、昆虫に関する知識を活用して警察に協力し、事件を解決していくサスペンスです。
基本情報
- 製作国:中国
- 原題:破繭
- 製作年:2020年
- 話数:全24話
(中国語・日本語字幕) - 時代:現代
- プロデューサー:リー・ジンドン(李京東)
- 監督:リー・ジンドン(李京東)
マー・イートン(馬逸騰)
キャスト
役名 | 役者名 |
---|---|
タン・ジンティエン | ジャン・ヤオ(張耀) |
ウェン・バイ | マー・クー(馬可) |
ジン・リン | チュー・ユエ(楚月) |
あらすじ
昆虫研究所で毒性昆虫学を専攻する大学院生のタン・ジンティエンは、准教授でもあり、昆虫を専門とした詳しい知識をもっています。
ある日、珍しい品種のアリが事件に関わっていたため、警察からジンティエンが犯人だと疑われてしまいます。
この事件をきっかけに、ジンティエンは警察に捜査の協力をし始め、その過程で若い女性監察医のジン・リンと親しくなっていきます。
二人の協力によりさまざまな事件を解決していきますが、ジンティエン自身の生い立ちの謎や、幼い頃に母親が亡くなった事件の真相が明らかとなっていきます。
破繭~Insect Detective~のネタバレ感想と見どころ
このドラマは、主人公のジンティエンと周りの登場人物たちの関係がどうなっていくのか予想がつかなかったので、どうしても次の話が気になってしまい、一気に全話視聴し終わりました。
サスペンスに関しては、犯人の再現シーンが少し長いと感じる部分もありましたが、昆虫の知識を駆使して事件を解決するのが斬新で面白かったです。
家族関係を中心とした事件が多かったのも特徴ですね。
また、メインの登場人物たちの性格が明るく、シリアスなシーンとギャグシーンのメリハリがあったので、空気が重くなりすぎずに見られました。
このドラマの主な見どころは、
- 主人公は虫好きホームズ
- 昆虫の豆知識が盛り沢山
- どう転ぶか分からない人間関係
以上の3点になります。次の段落でそれぞれ詳しく見ていきます。
主人公は虫好きホームズ
まず最初に、主人公のジンティエンは魅力にあふれています。
彼は昆虫研究所の大学院生であり、准教授でもあります。昆虫が大好きな青年です。
とある事件で警察から犯人と疑われてしまい、そこから事件の捜査に協力していくことになります。
彼は、昆虫のためには危険を顧みないタイプのようです。
第2話で彼は警察から取り調べを受けることになるのですが、警察が来る直前にスズメバチに刺される実験をしていました。
彼はすぐに治療を受けようとはせず、経過観察をしたいと訴えて、そのままの状態で取り調べを受けました。
放置することは非常に危険なのですが、研究のために我慢しています。
本当に虫好きなことがわかるエピソードです。
また、性格は基本的に優しいです。
第2話で彼は最初、警察から犯人だと疑われてしまいました。
彼は被害者と何の関係もない赤の他人ですが、自分が電話に出ていたら彼は死なずに済んだかもしれない、と被害者のことを思い、進んで捜査に協力していきます。
自分がとばっちりを受けたのに、他人のために協力を惜しまない姿勢を見て、穏やかでとても優しい主人公です。
終盤になってもジンティエンの優しさは変わらなかったので、見ていてとても気持ちのいい主人公でした。
昆虫の豆知識が盛り沢山
オープニング映像から、虫、虫、虫……と、虫だらけでした。
不気味な雰囲気もありましたが、幻想的で美しい映像です。
どうしても虫が苦手な方は視聴に注意が必要ですが、できれば一度は見てほしいです。
肝心の本編はというと、虫がドアップで出てくるシーンは少ないので、虫が苦手な方でも視聴しやすいと思います。
また、虫の姿が直接出てくるシーンよりも、ジンティエンが虫について説明しているシーンが多かったので、知識を深められるのが良かったです。
例を挙げますと、第7話ではロリズラ・ゴルゴニアスという食虫植物と、カスミカメムシは相利共生の関係にあることをジンティエンは説明してくれます。
相利共生とは、異なる種類の生物が同じ場所に生息することで、お互いに利益を得ることができる関係のことです。
ロリズラ・ゴルゴニアスはカスミカメムシに虫を食べさせ、その排泄物を養分にしているそうです。
私は虫の知識が浅いので、とても勉強になる場面が多かったです。
どう転ぶか分からない人間関係
私がドラマを見る前は、女性監察医のリンを巡って、ジンティエンと神経外科医のウェンが三角関係を繰り広げていくのかなと予想していました。
実際にドラマを見ると、確かに三角関係の要素はあるのですが、ジンティエンとリンが仲良しなシーンが目立ちました。
お互いに“白い恋人”を贈りあったり、ジンティエンがリンの連絡先の登録名を“フンコロガシ”にしていたり……二人のやり取りは可愛い上に面白かったです。
お似合いなので応援していました。
ですが、私が恋の行方以上に気になったのは、ジンティエンとウェンの関係です。
ジンティエンとウェンは、共通の知人であるリンを通して知り合い、お互いに野球が好きでレッドソックスのファンです。
そのため、二人は次第に仲良くなります。
しかし、ウェンはジンティエンの過去に関係があることが序盤で示唆されており、行動に不審な点がいくつもあります。
例を挙げますと、第9話でジンティエンの昔の隣人が、ジンティエンの母親が亡くなった真相を教える代わりに、ジンティエンに犯人逮捕の協力をお願いしてきました。
すると、ウェンがその隣人に、本当にジンティエンに真相を教えるつもりなのか確認しようとします。
その隣人の治療をウェンが担当していたので、なんだか怖かったです……
一方で、事件の捜査にウェンが協力してくれるときもあります。
第12話で、ジンティエンは事件の犯人をわかっているにも関わらず、決定的な証拠を掴むことができていないため、逮捕できずにいました。
このとき、ウェンは「他の誰が信じなくても僕が信じる」と言い、ジンティエンに協力をしました。
このように、ウェンの不審な行動と、親切な行動が交互に繰り返されるため、「ウェンを信用していいの? 信用してはダメなの?」と視聴者を惑わせます。
私は最後までジンティエンとウェンの関係に目が離せませんでした。
破繭~Insect Detective~の最終回について
ここからは、最終回の感想をまとめました。
私は最終回を見て、ただただジンティエンが幸せでいてほしいなと思いました。
彼は幼い頃に両親を亡くしており、祖母と父親の同級生に育てられました。
そして、彼は様々な事件に関わっていくなかで、自分の生い立ちや両親の事件について、真相が最終回までに明らかになるのですが……
最後まで彼にとってショックな出来事が多かったように思います。
家族のお墓の前で涙を流す彼を見ていると、とても切ない気持ちになりました。
それでも、ドラマの最後にはリンと一緒にある人を訪ね、明るく生きている様子が見られます。
彼は過酷な状況で生きてきたにも関わらず、誰のことも恨まず人のために明るく生きていて、最後まで素敵な主人公でした。
終盤はジンティエンの家族について深く描かれましたが、ドラマ全体を通して家族に関する事件が多く描かれていました。
私自身はありがたいことに、家族が全員無事で長く一緒に過ごすことができていますが、これって決して当たり前のことではないんですよね。
いつかは必ず別れが訪れますので、いま一緒に過ごせることに感謝して、家族のために何ができるのか考えて生きていきたいです。
ここまで感想をまとめてみましたが、いかがでしょうか。
このドラマは魅力的な登場人物が多く、家族について考えさせられたり、昆虫の知識を深められたり、見どころの多いドラマです。
自信をもってオススメしますので、まだ視聴していない方は、ぜひ一度視聴してみてほしいです。
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本ページの情報は2024年11月時点のものです。最新の取り扱い状況はゲオ宅配レンタルの公式サイトにてご確認ください。
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