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【中国ドラマ】鬼吹灯(きすいとう)~魔宮に眠る神々の秘宝~のネタバレ感想とあらすじ前編!第1話~第10話とキャスト情報|きすいとう

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こんにちは、ももです!

この記事では、『鬼吹灯~魔宮に眠る神々の秘宝~』を見ようか迷っている方の判断材料になるように、ドラマの見どころや、逆にちょっと微妙かな、と思う部分を惜しみなく書いています。

第1話~第10話までの各話ネタバレ感想も紹介しています。

鬼吹灯~魔宮に眠る神々の秘宝~の概要

『鬼吹灯~魔宮に眠る神々の秘宝~』(原題:鬼吹灯之龍岭迷窟)は2020年に製作された中国ドラマです。

トレジャーハンターの主人公が呪いを解く伝説の秘宝を探すために古代遺跡の盗掘に挑むアドベンチャードラマで、原作は累計発行部数1200万部を超える中国のベストセラー小説『鬼吹灯』シリーズです。

基本情報

  • 製作国:中国
  • 原題:鬼吹灯之龍岭迷窟
  • 製作年:2020年
  • 話数:全18話
    (中国語・日本語字幕)
  • 時代:架空
  • 原作:天下霸唱『鬼吹灯』シリーズ
  • 監督:フェイ・ジェンシャン(費振翔)
  • 主題歌:『乾坤暴躁』

キャスト

役名役者名
フー・バーイーパン・ユエミン(潘粤明)
シャーリー・ヤンキティ・チャン(張雨綺)
ワン・カイシュエンジャン・チャオ(姜超)
鷓鴣哨
(しゃこしょう)
ガオ・ウェイグァン(高偉光)
金歯トン・レイ(佟磊)
チェン・ユーロウワン・クイロン(王奎荣)
スン・ヤオズーチェン・ボー(銭波)
マー・ダーダンジョウ・シャオオウ(周曉鴎)
リー・チュンライフー・ミン(胡明)

あらすじ

元軍人のフー・バーイーと相棒のワン・カイシュエンは古墓(こぼ)に眠る宝を盗掘するトレジャーハンターで、現在は北京で古物商を営んでいます。

ある日、二人の元へ陝西(せんせい)省の田舎町から来た村人リー・チュンライが、いわくつきの骨董品を売りに来ました。

チュンライは陝西省にもっと貴重なお宝が詰まった箱があるため、まとめて買い取ってほしいとバーイーたちに頼みました。

そのため、骨董品の専門家・金歯も連れて陝西省へ向かいます。

ところが村人の罠であったことを知ったバーイーたちは追手から逃げるうち、背中に奇妙なアザができていることに気が付きます。

そこに現れたのは美人トレジャーハンターのシャーリー・ヤンで、アザが伝説の呪いであることを教えてくれました。

バーイーたちは呪いを解くため、鍵となる秘宝が埋まっている墓を探すことになります。

鬼吹灯~魔宮に眠る神々の秘宝~のネタバレ感想と見どころ前編

『鬼吹灯~魔宮に眠る神々の秘宝~』を第10話まで見た感想は、登場人物たちの性格が明るく、コメディ要素も多いのでとても面白かったです。

また、流れるようなアクションがカッコよかったり、古代遺跡に壮大な仕掛けがあったりするので、見ていてハラハラドキドキさせられます。

話数は全18話で、中国ドラマにしてはそれほど多くないのですが見ごたえのあるドラマでした。

第10話までの主な見どころは、

  • テンポのよいギャグ
  • スタイリッシュなアクション
  • 中国史の話が出てくる

以上の3点になります。それぞれ詳しく見ていきます。

テンポのよいギャグ

鬼吹灯の前半は主人公のバーイー、相棒のカイシュエン、骨董品の専門家である金歯の3人で行動するシーンが多く、この3人の掛け合いがとても面白いです。

第1話では落ち着いていて賢く交渉上手なバーイーと、不器用で交渉下手なカイシュエンが対照的に描かれていたり、第2話では金歯とカイシュエンが陝西省へ行けば骨董街を作れると話が盛り上がるなど、序盤から3人の個性が際立ちます。

特に面白かったのは第4話です。

村人に騙されていることに気が付いた3人が陝西省からの脱出を試みるのですが、カイシュエンがバスの窓枠に引っ掛かってしまい、バーイーと追手がカイシュエンを引っ張り合うので面白かったです。

この話の逃亡劇はBGMもコミカルで終始笑いが止まりませんでした。

冒険は3人のギャグ要素を挟みながら進むので退屈しません。

スタイリッシュなアクション

続いて、鬼吹灯はアクションがカッコよかったです。

バーイーたちが巨大な魚を追い払ったり、罠にハメようとしていた敵と交戦したり、かっこいいアクションシーンが数多くあります。

ドラマの前半で特にカッコいいと思ったのは、第7話〜第9話で登場するシャーリーの祖父・鷓鴣哨(しゃこしょう)です。

第7話〜第9話で鷓鴣哨と師匠が、バーイーたちのアザを治す鍵となるムーチェン玉を探す旅が描かれています。

そのときに、鷓鴣哨は銃やワイヤー等を使いこなすので、ハリウッド映画を見ているようなスタイリッシュなアクションを見ることができますよ。

中国史の話が出てくる

バーイーたちは古墓に侵入するため、墓や遺物などの時代背景について話してくれます。

第6話で西周(紀元前1050年頃~紀元前770年)の鼎(かなえ)が登場したり、第10話ではムーチェン玉を探す上で、唐(618年~907年)の太宗・李世民(りせいみん)や西夏(1038年~1227年)の皇帝・李元昊(りげんこう)の名前が出てきました。

鼎は古代中国の三足の器で、もともとは肉や魚などを煮炊きするための土器だったようですが、のちに祭祀の礼器として使用されるようになりました。

歴史について何も知らない状態でも楽しめるドラマだと思いますが、中国の歴代王朝について少し知っておくと、より楽しめると思います。

鬼吹灯~魔宮に眠る神々の秘宝~の各話ネタバレ感想

ここからは各話ごとのネタバレ感想です。

この記事では第1話〜第10話までをまとめました。

第1話ネタバレ感想

北京の骨董市で商売を始めたバーイーとカイシュエンが、挙動不審な農村出身者と出会うエピソードでした。

陝西(せんせい)省の田舎町から来たチュンライは履き物を高額で売却したいと骨董市に現れるのですが、他人を非常に警戒しており、バーイーとカイシュエンに履き物をなかなか見せようとしませんでした。

第1話では、バーイーは相手の心を開かせるのが上手だと感心しました。

バーイーは話しやすいように人目のつかないところで肉を奢り、金持ちになれば毎日肉を食べられると話すなど、履き物を売る決心がつくように誘導します。

するとチュンライが徐々に警戒を解いていき、自分の夢まで語り、履き物を見せてくれました。

バーイーは商売には消極的な様子でしたが、洞察力のある賢い主人公ですね。

また、相棒のカイシュエンはバーイーとは対照的に、商売を積極的にしながらもなかなか売れず、チュンライからも警戒心を抱かれるという結果に終わりました。

第1話の時点で既に二人のバランスが良さそうなのが伝わってきましたので、これからどんな冒険が待っているのか楽しみになりました。

第2話ネタバレ感想

チュンライが履き物以外に貴重な宝があることを話したため、バーイー、カイシュエン、金歯、チュンライの4人で陝西省古藍県へ向かうことになる回です。

第2話では、カイシュエンと骨董品の専門家である金歯のコンビの面白さが際立ちました。

チュンライが去った後に、金歯が陝西省は歴史的な珍品の宝庫だという話をすると、カイシュエンが護衛するから一緒に行こうと言います。

それからカイシュエンと金歯は骨董街を作れるかもしれないと話すなど、話が大いに盛り上がっていました。

二人とも性格が明るいので会話を聞いていて楽しいです。

また、陝西省へ移動する道中も面白かったです。

トラブルでバスが止まってしまった際に、バーイー達は通りかかった船に乗せてもらう作戦に切り替えます。

船を待っていると、ちょうど船が通りかかったのですが、船に乗せてもらうことを断られてしまいました。

そこでカイシュエンが金歯のお金を勝手に取り出して見せることで、船に乗せてもらうことに成功しました。

金歯がカイシュエンのことを「油断も隙もない」と話すのが笑えました。

二人の掛け合いが冒険をより盛り上げていると感じます。

第3話ネタバレ感想

バーイーたちの乗っている船が黄河で巨大な魚に襲われたり、陝西省で謎の占い師に出会ったりする回です。

第3話では、いよいよ本格的なアクションシーンが増えてきました。

“鉄頭龍王”と呼ばれている巨大な魚が船に体当たりしてきたため、バーイーとカイシュエンは戦うことにします。

悪天候の中で巨大な魚が向かってくる戦闘シーンは迫力がありました。見ていて緊迫感があり、どうなってしまうのかとハラハラドキドキしました。

その中でもバーイーのアクションがカッコよかったです。

また、陝西省に到着すると謎の占い師が登場しました。

私には占いの内容が珍紛漢紛でしたが、バーイーによると八卦術の達人だそうです。

第4話ネタバレ感想

罠にはめられそうになっていることに気が付いたバーイー、カイシュエン、金歯の3人が逃亡する回です。チュンライはダーダンという男の指示で動いていることが発覚します。

第4話はアクションがコミカルに描かれているのが印象的でした。

バーイーらは最初にバスで逃げようとしましたが、バスの中にいることが敵にばれてしまったため、バスの窓から脱出することにします。

そこで敵と戦闘開始になるきっかけが、カイシュエンの体型が肥満気味で窓枠に引っ掛かったことなのが笑えました。

そこからはバーイーのカッコイイアクションが見どころですが、カイシュエンと金歯も各々の方法で敵に対抗しているのが良かったです。

また、敵と追いかけっこになるシーンは早送りになったり、撒いたと思ったら遅れてきた敵に見つかったりとギャグシーンも多かったので、緊迫感を味わうよりは見ていて笑える逃亡劇でした。

こんなにコミカルに描かれているとは思わなかったので、視聴前の予想をいい意味で裏切ってくれました。

第5話ネタバレ感想

追ってから逃げた3人が、占い師から貰った護符を手掛かりに陝西省古藍県からの脱出を試みる回です。

バーイー、カイシュエン、金歯の3人は逃げる途中にあった一軒の民家で休ませてもらい、そこの主人から魚骨廟の辺りに“龍岭(りゅうれい)迷窟”と呼ばれている洞窟への落とし穴があるという話を聞きます。

第5話はギャグシーンを挟みながら重要な情報を知っていく印象を持ちました。

まず、休ませてもらった民家の便所の踏み石には西周(せいしゅう)早期と思われる石が使用されていることが金歯によって分かりました。

カイシュエンが近くに西周の墓があるかもしれないと言うと、バーイーが墓には敏感だとすかさずツッコミを入れたりするので、3人の面白い掛け合いが続きます。

その後も、ダーダンが“生き閻魔”と呼ばれているエピソードや“龍岭迷窟”の話を民家の主人から聞くなど、後に役に立ちそうな情報が出てきました。

ダーダンが店の棺桶を軽く叩くだけで村の者が減るエピソードは怖いです……

第6話ネタバレ感想

バーイーら3人が“龍岭迷窟”に落下し、いよいよ洞窟内を探索する回です。

バーイーとカイシュエンは同じ場所に落下しましたが、金歯は別の場所に落下したため、2人は金歯を捜すことになります。

第6話はギャグシーン全開で冒険が進んでいきます。

洞窟内にはコウモリの大群が住んでいました。またもやカイシュエンがやらかし、コウモリの大群に追いかけられます。

バーイーとカイシュエンのとても面白い掛け合いが続くのですが、なぜバーイーの相棒がカイシュエンなのか非常に気になります。カイシュエンがいると冒険の難易度が上がるような気がするのですが。

その後に現れた金歯を含めた3人の掛け合いも笑えました。コウモリの毒はコウモリの糞で解決するんですね(笑)。

このチームは見ていて飽きません。

一方で、何かがギョロギョロとバーイー達を見ている様子が度々映し出されていました。

初見では正体が分からないので、ちょっと怖く感じました。

第7話ネタバレ感想

ついにヒロインのシャーリーがバーイー達と再会し、バーイーとカイシュエンの背中の痣について説明してくれる回です。

シャーリーは第2話から毎回少しずつ登場していたり、カイシュエンから“アメリカ娘”と呼ばれるなど話題になっていたのですが、ここでやっとバーイー達に会えました。

痣はウイルスによるもので放っておくと死に至りますので、シャーリーはアメリカからバーイーとカイシュエンを助けに来てくれました。

ところが、私が第7話の中で印象に残ったのは何といってもシャーリーの祖父・鷓鴣哨(しゃこしょう)です。

シャーリーが鷓鴣哨の手記を取り出した後、昔の彼の旅の様子が描かれます。

鷓鴣哨は痣を治す鍵となるムーチェン玉を探しており、了塵(りょうじん)大師に弟子入りしようとしていました。

そのときの課題が墓にある死装束を持ち帰ることだったのですが、このシーンではスリル満点のアクションが見られました。

ロウソクの火が消えたらやめるという掟があるので、ロウソクの火を消さないように戦う姿は見ていてハラハラしました。

第8話ネタバレ感想

鷓鴣哨と了塵師匠がカラ・ホトまでムーチェン玉を探しに行く回です。

途中で出会ったトーマスが勝手についてきますので、3人で大睡仏(だいすいぶつ)寺を調べることになります。

この回はバーイー達は一切出てきません。

第8話も鷓鴣哨のアクションが光りました。

まず最初に、船での移動中に赤ん坊を抱えている女性が乗客とトラブルになったときに鷓鴣哨が赤ん坊を助けるのですが、このシーンがカッコよか
ったです。銃さばきが凄いですね。

トーマスもこの時に出会い、鷓鴣哨を“早撃ちの名人”と呼んで勝手に付いてきました。

大睡仏寺に入った後も鷓鴣哨がトーマスを助けたり、大きな穴を飛び越えたりするので見応えがありましたよ。

第9話ネタバレ感想

引き続き鷓鴣哨と了塵師匠とトーマスが大睡仏寺を調べる回です。

難しい仕掛けを突破しながら、ついに墓室まで入りました。

第9話はさらにアクションに力が入っていました。

印象に残っているのは墓室の入り口で仕掛けが作動して大量の刃が襲ってきて、鷓鴣哨がそれらを華麗に避けていくシーンです。

ハリウッド映画を見ている気分になりました。

また、トーマスがギャグ要員になっているので、くすりと笑える場面もあります。

トーマスが高所恐怖症で崖を渡れずにいると、了塵師匠が言葉で背中を押してくれていましたが、最終的には本当に背中を押すのには笑えました。

この3人の旅もカッコイイ要素の中に笑いがあり、最後まで見ごたえがありました。

第10話ネタバレ感想

鷓鴣哨の旅を振り返る場面が終わり、バーイーたちのいる現在に戻る回です。

鷓鴣哨たちが見つけた亀の甲羅は“龍骨天書(りゅうこつてんしょ)”の半分で、ムーチェン玉の場所が書かれているそうです。

バーイーたちは“龍骨天書”のもう半分を探すことになります。

第10話で印象に残っているのは、バーイーとカイシュエンの子供時代のエピソードです。

バーイーが昔いじめられていたためカイシュエンはやり返そうとして、いじめっ子の家に行くと5人兄弟から袋叩きにされたと話していました。レンガで殴られたそうです。

その後バーイーはレンガで自分を殴ったと言いました。理由はカイシュエンの痛みを知りたかったから、と話しています。

私は二人が昔からお互いを思いやっていたことを知り、心にジーンときました。

何でバーイーの相棒がカイシュエンなのか非常に気になっていましたが、今回のエピソードを知って納得できました。



皆さん、いかがでしょうか?

後日ネタバレ感想の続きを更新予定ですので楽しみにお待ちいただけたら嬉しく思います。

まだ『鬼吹灯~魔宮に眠る神々の秘宝~』を視聴したことの無い方は、見ごたえのあるアクションとコメディ要素が魅力のドラマなので、ぜひ一度視聴してみてください。

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本ページの情報は2024年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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