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【中国映画】20歳よ、もう一度のネタバレ感想とあらすじ!キャストや結末はどう!?|はたちよ、もういちど

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こんにちは、ももです!

皆さん突然ですが、「あの頃のように若返りたいな……」と思うことはありますか? 私は“バンドリ”というスマホゲームの影響で「学生時代にバンドをやってみたかったなあ」と思うことがあります。

というわけで、今回は私みたいな人間にとっては夢のような映画『20歳よ、もう一度』のネタバレ感想です。

この記事では『20歳よ、もう一度』を見ようか迷っている方の判断材料になるように、映画の見どころや、逆にちょっと微妙かな、と思う部分を惜しみなく書いています。

重要なネタバレは回避していますので、どうぞ安心してご覧ください!

※2022年2月28日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2022年3月16日に再度公開しました。

20歳よ、もう一度の概要

『20歳よ、もう一度』(原題:重返20歳)は2015年に中国で製作された映画です。

頑固なおばあちゃんが突然20歳に若返り、自分の孫とバンドを組み青春を謳歌するファンタジー映画で、2014年公開の韓国映画『怪しい彼女』を中国でリメイクした作品です。

日本版とベトナム版もあります。

基本情報

  • 製作国:中国
  • 原題:重返20歳
  • 製作年:2015年
  • 上映時間:132分
  • 時代:現代
  • 監督:レスト・チェン(陳正道)
  • 主題歌:『我們的明天』
  • 挿入歌
    『償還』
    『微甜的回憶』
    『給我一個吻』
    『愛情向前進』

キャスト

役名役者名
孟テレサ
(モン・テレサ)
ヤン・ズーシャン
(楊子姗)
沈夢君
(ジェン・モンジュン)
グア・アーレイ
(帰亜蕾)
譚子明
(タン・ズーミン)
チェン・ボーリン
(陳柏霖)
項前進
(シャン・チェンチン)
ルハン(鹿晗)
李大海
(リン・ダーハイ)
ワン・ダーシュン
(王徳順)
項國斌
(シャン・グオビン)
ザオ・リーシン
(趙立新)
楊琴(ヤン・チン)リ・イージュアン
(李宜娟)
項欣然
(シャン・シンラン)
イン・ハン
(尹航)
シンディシャ・ズーハン
(夏子涵)
李曉燕
(リン・シャオイェン)
リン・チョン
(林叢)

あらすじ

頑固なおばあちゃんのジェン・モンジュン(沈夢君)は、息子夫婦と孫二人と一緒に住んでいました。

また、モンジュンは大学教授の息子のシャン・グオビン(項國斌)とプロのバンドを目指す孫のシャン・チェンチン(項前進)を溺愛していましたが、嫁のヤン・チン(楊琴)ともう一人の孫のシャン・シンラン(項欣然)に対しては口うるさいので、疎まれていました。

ある日、嫁のヤン・チンはストレスで倒れ、病院に入院してしまいます。そのため、ストレスの原因であるモンジュンを老人ホームへ入れる話が持ち上がりました。

ショックを受けたモンジュンは一人で街を歩いていると、一軒の写真館を見つけ、そこで写真を撮ってもらいました。すると、モンジュンは20歳に若返りました。

20歳に若返ったモンジュンはモン・テレサ(孟テレサ)と名乗ることにし、高齢者センターで歌を披露していました。

そのとき現場にいた孫のチェンチンがモンジュンの歌声に惹かれ、自分のバンドのボーカルになってほしいと誘います。モンジュンは歌手になりたいという夢があったため、チェンチンのバンドに参加することに決めました。

20歳よ、もう一度のネタバレ感想と見どころ

『20歳よ、もう一度』を見て、私も今をもっと楽しみたいと思いました。主人公であるおばあちゃんが20歳に若返り、全力で楽しんでいる姿を見ているうちに、見ている方もエネルギーが湧いてくるような気がしました。

この映画の主な見どころは、

  • 20歳に若返ったキラキラしているおばあちゃん
  • 苦労を乗り越えてきた強いおばあちゃんの歌う場面
  • 若返ったおばあちゃんの才能を見いだす音楽プロデューサー

以上の3点です。以下の段落で詳しく見ていきましょう。

20歳に若返ったキラキラしているおばあちゃん

まず、主人公であるジェン・モンジュンは、とても気難しく頑固です。高齢者センターでトラブルを起こしたり、お嫁さんへの接し方が厳しかったりします。

最初に見たとき、「こんな姑は絶対嫌だ!」と思いました。お嫁さんのストレスを軽減させるために、家族が老人ホームへ行かせようとする流れになるのは自然です。

少し厄介者となっていたモンジュンですが、20歳に若返ると一転、とても輝いていて素敵だと思いました。

モンジュンは最初こそ若返ったことに戸惑っていましたが、若返ったことを受け入れると、ショッピングや麻雀、カラオケなど、全力で楽しみ始めます。そして、歌手になりたいという夢があったので、ボーカルがいなくて困っていた孫のチェンチンと一緒にバンドを始めます。与えられたチャンスを逃さず掴みにいくモンジュンはとても素敵です。

また、見た目は20歳に戻ったので勿論かわいいのですが中身は高齢のままなので、とても頼もしいんです。

映画の中で、モンジュンが“前進(チェンチン)バンド”に加わってからミュージック・フェスの予選への参加が決まったものの、リハーサルでの評価が悪くてメンバー達が怖気づいてしまい、出場の辞退を考え始めます。そこで、モンジュンがメンバーに「戦わなければ負け知らずだ。こんな子供を大勢見てきたよ。成功は無理だね。辞退すればいいさ。年を取ってから後悔するんじゃないよ」と厳しい言葉を投げかけ、立ち上がらせます。

このシーンを見て、私は始める前にあれこれ考えて立ち止まってしまいがちなのでモンジュンの言葉を胸に刻み、失敗を恐れずにどんどん挑戦していきたいと思います。

苦労を乗り越えてきた強いおばあちゃんの歌う場面

モンジュンはどうして、このように全力で20歳を楽しむことができ、孫たちを勇気づけることができるのかと疑問が浮かびました。

私なりに考えたことは、モンジュンは若い頃に様々な苦労があり、思い通りにいかないことも沢山あった中で、それらを乗り越えて幸せを掴んでいるから頼もしいのだということです。

それを象徴する場面が、“前進バンド”がミュージック・フェスの予選で披露するシーンです。

モンジュンが若い頃を思い出しながら歌います。モンジュンの若い頃は戦争があり、旦那さんは息子のグオビンが生まれる前に戦争へ行き、グオビンが生まれて間もない頃に亡くなってしまいました。そのため、モンジュンが1人で苦労しながらグオビンを育てていた様子が見られました。

過去の出来事はモンジュンが歌いながら思い出しており、回想で表現しています。多くを語らずとも、モンジュンが辛い状況の中で強く生きてきたことが伝わりました。

モンジュンには歌手になりたいという夢がありましたが、それを叶えるには難しい時代を生きていたんですよね。息子のグオビンを溺愛していることも、孫のチェンチンの夢を応援することも、このような苦労があったからこそなのだと納得できました。

私はこれらのシーンを見て、一見気難しく感じる人にも、このような苦労を乗り越えて立派に生きてきた人もいるのだから、あまり見かけだけで嫌わないようにしたいなと思いました。私は少しでも人の嫌なところを見ると、「この人あんまり好きじゃない」と思ってしまいがちなので、もっと広い視野で見られるようになりたいです。

若返ったおばあちゃんの才能を見いだす音楽プロデューサー

主人公のモンジュン以外で注目しておきたいのは、音楽プロデューサーのタン・ズーミン(譚子明)です。

ズーミンは、若返ったモンジュンが高齢者センターでカラオケしているのを偶然見つけ、歌声に惹かれてスカウトしようとします。そして、二人は関わっていくなかで互いに惹かれあいます。

モンジュンと距離を縮めるきっかけになったシーンが、ズーミンが暗い場所で眠るのが怖くて、電気をつけていないと眠れないことがわかる場面です。モンジュンはそのことに気が付くとズーミンが暗い場所でも眠れるように優しく手で目を覆い、数を数えてくれます。

このシーンの二人は母と息子のようにも見えますが、私はとても可愛いくて素敵な二人だと思いました。

逆に、ズーミンがモンジュンを勇気づける場面もあります。

モンジュンは元の姿に戻っても、ズーミンが自分を好きになったことに後悔しないか不安で問いかけるシーンがあるのですが、その問いかけに対しズーミンの返答は「自分の選択を後悔はしない」でした。

おそらく、ズーミンはモンジュンが若返っていることを知らないので、どうしてそのような質問をするのか理解できていないと思います。

ですが、モンジュンはズーミンが迷わず「後悔はしない」と答えてくれたことに対して嬉しそうにしていましたし、後にモンジュン自身も自分の人生に後悔していないことを明言しているシーンがあります。何か不安でいるときに、ズーミンのようにはっきり伝えてくれるのは非常に頼もしいですね。

20歳よ、もう一度の結末について

『20歳よ、もう一度』の結末について、ネタバレにならない程度に触れたいと思います。

モンジュンは若返り、モン・テレサとして新しい人生を歩んでいましたが問題が発生してしまい、このまま新しい人生を生きていくか、元のジェン・モンジュンに戻るかの選択を迫られます。

そのときのモンジュンの決断と息子のグオビンの優しさに、私はとても感動しました。

見どころの部分でも触れましたが、モンジュンは苦労して育てたグオビンを大切に思っています。そして、その気持ちはグオビンにもしっかり伝わっており、グオビンも母親であるモンジュンを大切に思っていることが伝わります。

また、モンジュンの決断は、自分の歩んだ人生に悔いはないことを伝えるメッセージでもあります。本当にカッコイイです。私自身も人生を振り返ったときに、自分の人生を誇りに思えるよう精一杯生きていきたいと思います。

20歳よ、もう一度を配信中の動画配信サービス

本ページの情報は2024年11月時点のものです。最新の配信状況はHulu公式サイトにてご確認ください。

現在、『20歳よ、もう一度』はHuluにて見放題配信されています。

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