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【中国ドラマ】大唐見聞録 皇国への使者のネタバレ感想とあらすじ!キャストや最終回はどう!?|だいとうけんぶんろく

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こんにちは、ももです!

この記事では、『大唐見聞録 皇国への使者』を見ようか迷っている方の判断材料になるように、ドラマの見どころや、逆にちょっと微妙かな、と思う部分を惜しみなく書いています。

黒幕や結末などの重要なネタバレは回避していますので、どうぞ安心してご覧ください!

大唐見聞録 皇国への使者の概要

『大唐見聞録 皇国への使者』(原題:唐磚)は2018年に製作された中国ドラマです。

唐の時代へタイムスリップした青年が、唐の第二代皇帝・李世民(り・せいみん)や皇太子の李承乾(り・しょうけん)などに認められ、宮廷内部の政争や陰謀に巻き込まれていく歴史ファンタジーです。

基本情報

  • 製作国:中国
  • 原題:唐磚
  • 製作年:2018年
  • 話数:全36話
    (中国語・日本語字幕)
  • 時代:唐
  • 統括プロデューサー:ゴードン・チャン(陳嘉上)
  • 監督:ジュー・ドンニン(祝東寧)
  • 主題歌・オープニング曲:『觥籌』
  • エンディング曲:『琴瑟和鳴』
  • 挿入歌
    『不会下雨的雲』
    『莫問明天』
    『孤芳』
    『在天涯』

キャスト

役名役者名
雲不器(うん・ふき)/
雲燁(うん・よう)
ワン・ティエンチェン
(王天辰)
李安瀾
(り・あんらん)
チャン・ジアニン
(張佳寧)
李世民
(り・せいみん)
チャン・ジーヤオ
(張智堯)
長孫皇后
(ちょうそんこうごう)
アニタ・ユン
(袁詠儀)
李承乾
(り・しょうけん)
ワン・ウェンジエ
(王文杰)
盧辛月
(ろ・しんげつ)
ユー・ズーヤン
(于子洋)

あらすじ

雲不器(うん・ふき)は、唐代の陵墓の発掘調査に同行していました。

ところが、雲不器は石像に隠された仕掛けを作動させてしまい、唐の時代へタイムスリップしてしまいます。

タイムスリップした雲不器は広大な砂漠を彷徨った後、やっと人に出会えたのも束の間、着物をまとった男達に襲われます。

そのとき、李安瀾(り・あんらん)という、雲不器の婚約者に似た女性に助けられます。

李安瀾を婚約者だと勘違いした雲不器は、大切にしていた簪を李安瀾に渡してしまいます。

後になって別人であることが分かった雲不器は、李安瀾に簪を返して欲しいことを伝えますが、なかなか返してもらえません。

雲不器は簪を取り戻すため、李安瀾と行動を共にします。

また、雲不器は雲燁(うん・よう)という人物と顔が似ていることを知り、唐の時代では雲燁と名乗って生きていくことにします。

雲燁を名乗り始めてからの雲不器は、現代の知識を活かして窮地を切り抜けていくうちに、唐の第二代皇帝・李世民(り・せいみん)や皇太子の李承乾(り・しょうけん)など、多くの人々から注目を浴びることになります。

大唐見聞録 皇国への使者のネタバレ感想と見どころ

私が「大唐見聞録 皇国への使者」の最終回まで見た感想は、主人公の雲燁(雲不器)がとても明るく、ギャグシーンも多いので、深刻な問題が起きても前向きに解決していくので面白かったと思いました。

また、雲燁が現代から来たのもあり、作品内でわからないことをよく質問してくれるので、唐代の歴史を知らなくても楽しめる作品になっていました。

このドラマの主な見どころは、

  • ギャグシーンが面白い
  • 主人公の雲燁が魅力的
  • 雲燁と李案瀾の関係

以上の3点になります。それぞれ詳しく見ていきたいと思います。

顔芸もやります!ギャグシーンが面白い

1つ目の見どころは、ギャグシーンが面白いところです。

このドラマは、基本的に明るいノリで話が進みます。

まず、主人公の雲燁は現代からタイムスリップしてきましたので、現代の文化を唐の時代に持ち込みます。

すると、だんだん唐の時代の人達もそれに倣ってくれるのが面白いです。

例えば、雲燁が「OK!」と言うと、李案瀾や李承乾も使ってくれるようになります(笑)。

このように、明るく振る舞ってくれる登場人物が多いです。

ここで、面白いと思ったエピソードを1つ紹介したいと思います。

このドラマで私が特に好きなエピソードは、第10話にあります。

とある事情で上皇と李世民の関係が悪くなってしまい、長孫皇后から何とかするように命令されていました雲燁は、中秋節に麻雀を用意します。

そして、上皇の機嫌を取るために、雲燁と李世民、長孫皇后、李承乾、李泰、李案瀾が結託し、上皇を勝たせようとします。

雲燁がジェスチャーをして麻雀牌を伝えたり、アイコンタクトを駆使して勝たせしようとしていました。

しかし、ある人が何故かあがろうとしてしまい、上皇以外の全員が睨みつけるのですが、このときの顔がホントに面白いんですよ! 皆の顔を見て、さすがにその人も空気を読みましたからね(笑)。

チャラそうだけど賢い!?主人公の雲燁(雲不器)が魅力的

2つ目の見どころは、主人公の雲燁の性格が魅力的なところです。

雲燁の性格は、普段は明るくて要領がよく、どちらかというとチャラチャラした印象のあるキャラクターです。

現代から来たのもあって、特に大きな目標があるわけでもなく、場当たり的です。

例えば第4話の中で、雲燁が朝議に出るときに、全員からサインを貰って現代に持ち帰り、高く売ることを考えているシーンがあります。

あの緊張する場面で、よく面白いことが思い付きますね。これも雲燁の魅力の1つだと思います。

ですが、雲燁には他に大きな魅力があります。

それは、何かアクシデントが起きると非常に頼りになるところです。

雲燁は知識が豊富で非常に賢く、柔軟性があり、問題を驚くような方法で解決します。普段のチャラチャラした雰囲気とのギャップが良いですね。

私が特におすすめしたいシーンは第14話と第15話にあります。

唐は飢饉が起こっている中、第14話で突厥と衝突になりそうな状況に陥ります。

そこで、雲燁は唐と突厥の衝突を避けることと、飢饉を解決することを李世民に約束します。

雲燁は突厥との衝突についてはなんと、競売会を開くことで解決してしまうんです!

競売会で突厥四部族の親王たちを分断することに成功します。

雲燁は飢饉の方も、ジャガイモであっさり解決してしまいます。

このように、雲燁は意外な方法でサラッと解決していくのがカッコイイと思います。第14話から第15話の流れは本当に面白かったです。

第15話の雲燁はラップまで披露してくれますよ(笑)。

縮まりそうで縮まらない!?雲燁(雲不器)と李案瀾の関係

3つ目の見どころは、主人公の雲燁(雲不器)と李案瀾の関係です。

わりと何でも器用にこなす明るい雲燁と、ちょっと不器用なところはあるけど情に厚い李案瀾はお似合いだと思います。

ですが、スムーズに恋人同士になるわけではなく、なかなか関係が進みそうで進みません。

なぜなら、雲燁には現代に婚約者がいましたが、婚約者は本編が始まる以前に亡くなっており、まだ忘れられずにいるからです。

そして、唐の時代に出会った李案瀾は婚約者にそっくりなんです。

最初に李案瀾と出会ったとき、雲燁は唐にタイムスリップしたとは思わず、夢の中で婚約者と再会できたと勘違いし、婚約者から貰った大切な簪を李案瀾に渡してしまいました。

この出会いから既に二人は意識し合っていたと思うのですが、雲燁は上記の事情から複雑な思いを抱いていたり、逆に李案瀾にも様々な事情が絡んでくるので、順調とはいきません。

この二人が今後どうなっていくのかな、ということもドラマの楽しみだったりします。

ここで私が特にオススメしたいエピソードは、第10話にあります。

雲燁と李案瀾が灯籠祭りで一緒に過ごしているとき、雲燁は許嫁の小冉(しょうぜん)が亡くなったことを何年経っても忘れられずにいる、と打ち明けます。

このとき李案瀾は、亡き母が一緒に遊んでくれた玩具のエピソードを教えてくれます。

何度もやって解き方は覚えているけど、手にすると悲しい思いや嫌なことも忘れられるから今も遊んでいる、という内容です。

そして、李案瀾は大切な形見である玩具を雲燁に貸してくれます。

このときの李案瀾の優しさと笑顔がとても素敵なんです! 雲燁も思わず見惚れる笑顔です。

また、このシーンでは『不会下雨的雲』という、雲燁のテーマ曲が流れています。この挿入歌がまた良い曲で、雲燁と李案瀾の暖かいエピソードをより際立たせていますよ!

大唐見聞録 皇国への使者の面白くないところ

ここまでは『大唐見聞録 皇国への使者』の面白いところを書いてきましたが、ここからは逆に「ちょっと微妙……」と思った部分を書きたいと思います。

私が見ていて残念に思ったのは、物語の序盤で活躍していた人物が、途中から全く出てこなくなるケースが多数あったことです。

例をひとつ挙げますと、このドラマには程処僕(てい・しょぼく)という登場人物がいます。

程処僕は李承乾の友人で、いつも李承乾と一緒に出てきました。

物語の最初、程処僕は雲燁を信用できずに衝突していましたが、雲燁が李承乾の命を救ったことをきっかけに仲良くなります。

第5話で雲燁が現代に帰れないことでパニックに陥り、倒れてしまったときには程処僕が助けています。

そして、程処僕が目覚めた雲燁に「私は粗野でお前の心は分らぬが兄弟だと思っている」と伝えます…ここで私はちょっと感動しました!

その後も、雲燁の考えたアイデアを実現させるために程処僕がサポートするシーンが目立ちます。

雲燁の考えを理解できなくても、雲燁のことを信用し、言う通りに動いてくれる程処僕は、とても良い友人だなと思っていました。

が、しかし……途中から全く登場しなくなるんですよ! 名前すら出てきません。

あんなに李承乾や雲燁と一緒に行動していたのに、後半になると全然出てこないのは違和感がありました。

程処僕の他にも出てこなくなる人物が多数います。ちょっと個人的に残念だなあと感じる部分です。

ですが、魅力的な登場人物が多いから感じた不満だと思いますので、必ずしも悪い部分ではありませんね!

大唐見聞録 皇国への使者 最終回の感想

気になる結末については、ネタバレにならないように少しだけ触れます。

ドラマの序盤がとても明るいので意外だったのですが、あまりハッピーエンドとは言えない終わり方をしています。

最終回に近づいてくると退場する人が多くなり、その中には少し可哀想だと思ってしまうような人もいました。

みんな幸せになってもらいたかったなあ、とも思ったのですが、歴史にも関係がある出来事を描いているようだったので、仕方ないのかもしれませんね。

私はこのドラマを通して初めて知った歴史的事実もありましたので、この最終回が悪いとは思いませんでした。

最後にエピローグがあります。

ここに出てくるメンバーは、とある事件に巻き込まれていましたが何とか助かり、最終的に平和に過ごしています。

少しだけでも幸せそうなシーンを見れたのが良かったです。

最終回はシリアスな展開が多かったのですが、このドラマが面白い作品であることには変わりません。

まだ見たことがない方は、ぜひ一度見て欲しいなと思います。

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本ページの情報は2024年11月時点のものです。最新の取り扱い状況はゲオ宅配レンタルの公式サイトにてご確認ください。

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